出店希望者が不動産内見時に確認すべきチェックポイント3選【中小企業診断士兼現役不動産営業マンが解説】

目次

最初に

静岡県で中小企業診断士・宅地建物取引士として新規開業希望者様の支援をしております、BizPlaceの大石幸輝と申します。宜しくお願いいたします。

この記事では、

  • 事務所や店舗の開業に興味がある!
  • 出店するための不動産物件をちょうど探している!
  • 不動産の内見に行く予定があるが何を確認すればいいか知りたい!

という方向けに、「出店希望者が不動産内見時に確認すべきチェックポイント」について、経営コンサルタント、不動産業者として様々な事業者様から相談を受けている私、大石が解説いたします。

結論

不動産内見時には、「建物のスペック」「契約条件」「周辺環境」についてチェックすることをおすすめします!

大石

店舗事業者が成功するうえで、この3点は必ず確認しましょう!

新規出店時の不安

新規出店には、物件選定、資金調達、内装工事、メニュー(商品)開発など、不安も多いかと思います。しかし、このうち最も後から取り返しがつかなくなるのが物件選定です。物件選定を誤ってしまうと後からの変更は難しいため、事前に希望条件を固めてから内見に臨みましょう。

前提条件

いくら希望条件に合致する物件でも、「用途地域による業種の制限」や「所有者都合」などにより営業できない場合があります。事前に業種の営業可否を確認しておくと、スムーズに内見できます。

建物のスペック

まず1つ目は、「建物のスペック」です。建物の外観や入居テナントは事前に調べることもできますが、スペックに関しては内見をしないとなかなか確認できません。店舗の営業可否に直結するのはもちろん、インフラ設備の新設や引き上げは多額の費用が掛かりますので、下記事項は必ず確認しておきましょう。

  • 電気・動力:照明やエアコン、厨房機器などの稼働に必要な電気・動力が備わっているか、漏電はないか
  • ガス:出店業態に必要なガス容量があるか、工事でガス容量の引き上げは可能か
  • 水道・排水:使用メーターはどの単位で管理されているか、排水管の詰まりや漏水はないか
  • 厨房設備:ダクト・グリストラップの有無、防水工事が必要かどうか

契約条件

2つ目は、「契約条件」です。引き渡し時期や中途解約条件など、物件によって条件が異なります。条件によって発生費用に大きく影響するのがこの契約条件です。入居後のリスクやトラブルを避けるためにも、下記事項は必ず確認しておきましょう。

  • 入居時:契約種別(普通または定期)、賃料、敷金礼金、保証会社、造作の扱い、工事区分、引き渡し時期など
  • 契約期間中:管理形態(専有と共用)、賃料支払、設備修繕負担など
  • 退去時:解約予告期間、解約違約金、原状回復工事、引き渡し条件など

周辺環境

3つ目は、「周辺環境」です。そもそも周辺に人がいなければ、誰も店舗を見つけることができず、集客は難しくなります。不動産の周辺だけでなく、最寄り駅の賑わいや競合店舗との位置関係なども確認しておきましょう。

  • 不動産周辺:店舗前の通行量、競合店舗、周辺施設
  • 駅周辺:駅自体の賑わい、駅から店舗までの動線
  • ターゲットの特徴:どんな年代の人が多いか、どんな生活スタイルの人が多いか

まとめ

今回は、「出店希望者が不動産内見時に確認すべきチェックポイント」について解説しました。不動産内見時には、上記の「建物のスペック」「契約条件」「周辺環境」についてチェックすることをおすすめします!

BizPlaceでは、経営の専門家である中小企業診断士が事業者様のご要望に沿った不動産をご紹介させていただいております。静岡県内で出店を検討中の方、商圏分析にお悩みの方は、ぜひ下記お問い合わせよりご連絡ください。お読みいただきありがとうございました!

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